もう一度、少子高齢化を考えてみる


少子高齢化より今が困ってる?


こんにちは。

 

今日も自由気ままに綴っていこうと思います。

 

まずはコチラをどうぞ

 

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今回は逆説遊びをしてみようと思います。

 

実は私「お一人様重視主義」に変わりつつあり、自分の変化に少し驚いています。

これは、個が社会貢献しないから社会がダメになるという考えではなく、

個が満足していないから社会に貢献する気にならないので、社会がダメになるという考え方です。

 

上記のリンク先は総務省のデータですが、2060年には2.5人に1人は高齢者になる見込みだそうです。

14歳以下の子供の実に4.3倍ですね。

最近、オジサンが政治している以上この道に一直線じゃんと思い始めています。

 

かといって、老人に早く死んで、若者に子供ガンガン産みまくれ!!とは言えません。

そんな乱暴な考えはよくないですよね。

 

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「お一人様重視主義」とは、勝手に私がネーミングした考えです。

単純に、少子化し、高齢化が進むならば、

子供を産まない夫婦や独身者の割合が増えるということですよね。

 

子供と老人の中間層を「生産年齢人口」と呼びます。

仕事をし、経済や社会活動に貢献する枠です。

 

 

そして、少子化するということは、将来的にこの「生産年齢人口」が減り、

税収が減ってしまうことが「国」として危機なわけです。

 

しかし、我々からすれば、国がピンチだから子供産めと言われても産むわけがありません。

なぜなら産んでも子育てが安心して出来る環境ではないし、当事者感がありません。

収入、保育園、介護、男性の育児放棄、職場の理解不足などなど、

細かくみたら全く子供ウェルカムな社会ではありません。

 

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私は、人間は個人が幸せになるために生きていると考えています。

子育ても尽くしているようで、子供が笑うと「自分が幸せ」になる。

介護もそうです。老人が喜んでくれると「自分も嬉しい」です。

 

「他者の幸せ」=「自分の幸せ」という個を幸せにする方法。

 

子供が笑うと不愉快な思いになる人は子供は産みませんし、子育てに向いていません。

 

老人が喜ぶと腹が立つ人は介護はしませんし、介護に向いていないということです。

 

つまり、究極は自分の幸せのために人は生きています。

自分の幸せを追求すると、最終的には周りの幸せも視野に入ってくるということだと思います。

 

 

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ここで私の考えを勘違いしてほしくないのですが。

「個人主義」とは少し考えが違います。

 

個人主義は個人の権利と自由を主張する方々です。

 

私が現代に必要だと考え始めているのは「方法論的個人主義」に近いです。

 

それは何かというと、「社会」があるから「私」があるという考えではなく。

 

「私」は存在するが「社会」なんてものは存在しない、

「私」が「満足」するために「私は私」をどのように「有効活用」するか。

といった考え方です。

 

少子化対策で日本が若者に要求しているのは、

「日本社会」がピンチだ「お前」が子供産め。です。

 

産まねぇよ、バーカ。で終わりです。

 

ならば、日本が、社会が、と訴えているよりも。

君の幸せを追求しようぜ!!めっちゃ色々あるよ!!

と、色々試した方が、結果的に出産も視野に入るのではないかと思います。

 

社会の役にたち、社会の要求に答えながら自分の幸せを探すなんて

現代人にはもう向いてない考えなんじゃないの?ってことです。

 

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そこで「お一人様重視主義」です。

 

お一人様が増えてきているならば、そこが幸せにならずに社会は幸せにはならないでしょう。

全体のために個が尽くせと言われても、

そんなの納税してるしこれ以上無理って話です。

 

まずは、一人で自由に自分が楽しい事を謳歌してもらう。

 

今まで、そのやり方でやっていたからダメになったんだ。

と、思うかもしれませんが、私は違います。

 

まだまだ、謳歌が足りていないからダメになったんだと思います。

 

お金がないならば、お金がなくても楽しめることを国が教育する。

将来、生産年齢人口が減るので老後を支えてもらえない、

年金がもらえないなんて不安を仰ぐよりも、

そもそも、自立して一生歩ける体でいてもらう方法や、

経済的にも一生稼げる方法を推奨する。

他者に認められないと不安なんて考えはやめて、承認から脱却し、

精神的にも自立してもらう。

 

その上で、子供を産みたい人は産めばいいし、産まない人は産まなければいい。

 

子供を産んだかどうか、結婚したかどうかで人の優劣を決めたり、

子供を産まないと国がどうなるか何て語らない。

それは、貴重な生産年齢人口層の自信や、やる気を奪う行為で、

幸せが減る考えだと私は思います。

 

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つまり、お一人様重視主義とは、個は個の幸せを追求しているのだから、

個に全体の幸せを背負わせるのではなく、個の幸せを追求させる自由を与えた上で、

様々な選択肢を与え、お一人様の生産人口枠が重要であるという考えを持とうという考えです。

 

 

もっと簡単に言うと「従業員満足度=顧客満足度」です。

 

言い換えるなら「生産年齢人口満足度=社会満足度」でしょうか。

 

生産人口年齢層が「会社行きたくねー」「税金払いたくねー」と言っていて

社会全体の満足度が上がるわけないってことです。

 

それは、独身者も既婚者も同じですが、晩婚化や少子化が進んでいるならば、

生産年齢人口層の15才~64才までの独身者の満足度を上げれば、

どんどん、社会全体が幸福になっていくのではないか。

そんなことを考えていました。

 

結婚しても保育園がないから子供産めないっていうのも、

「そう思う人」の数が増えれば世の中変わる可能性が高まりますからね。

 

「少子高齢化の一番の問題は、中間層を軽視していること」

その中でも、お一人様はとても重要なキーだと私は思います。

 

お一人様は「時間」と「お金」があるなんて考えは古いですよね。

もう、時間もお金も余裕ないし、あったとしても「希望」がない。

 

ただし、お一人様は「大きな希望」を実は「握っている」と思います。

 

手を開いて見てみればいいのだけれど、それが見れないでいる。

これまた社会の雰囲気がそうさせているのかもしれません。

 

疲れたので今日はここまで。

 

またっ!!